一緒に働く人、一緒にいたい人

祇園 涼介

会社の代表を務める。
カバ好きが高じて商社勤務、ジーンズ屋を経てギルギルタウンへ。
最近は歯磨きのフォームを改良し、絶好調。自慢の大前歯が自己ベストを更新中。
好きなことは乗馬と旅行。

──人生の主役メンバーを自分で選ぶということ

高校時代、毎日のように一緒にいた仲間がいる。同じ汗を流し、地獄みたいな練習も笑いながら乗り越えたチームメイトだ。

「この時間がずっと続けばいい。一生こいつらと一緒にいたい。」

本気でそう思っていた。なのに大人になり、大学・就職と進むにつれて、なぜか予定が合わない。

忙しい。会えない。いつの間にか距離ができる。

「なんでだ?一緒にいたら人生が最高になるんじゃなかったのか?」

その答えはシンプルだった。

私たちは、“一緒にいたい相手”との時間を、社会に明け渡している。


人生で最も時間を使う相手は誰だ?

大人になって、家族以外にもっとも長く時間を共にするのは誰か。
多くの人にとって、それは 仕事仲間 だろう。

だとしたら、選択肢は一つ。

一緒にいたい人と仕事をするしかない。

週5日、昼の大半を共に過ごす相手を他人任せにしてはいけない。
仮に家族と過ごす時間と、職場で過ごす時間がほぼ同じなら、
会社の仲間は“もう一つの家族”であるべきだ。

そして、その仲間の家族もまた、自分にとって大切な存在になる。

この会社で生きるとは、
仲間の人生ごと愛する ということだ。


ギルギルタウン流チーム設計

「同じ人材を増やす」のではなく、「違う才能を集める」

ギルギルタウンは、同じスキルの人を量産して拡大する会社にはしない。

同じ能力の人が増えるほど、組織は細く弱くなる。
違う才能が集まるほど、組織は太く強くなる。

それぞれが違う分野のスペシャリストであり、同時にジェネラリストでもあるチームをつくる。その結果、社内には “頼れる唯一の人” がいくつも生まれる。

  • 映像の話なら 亮太 に聞けばいい
  • ガジェット・銃・車なら 
  • 身体を機械のようにシンメトリーに動かしたければ 大樹

人が違うほど、世界が広がる。
「誰でも同じようにできる」ではなく、
「その人にしかできない」方法を持ち寄る組織が最強だ。


愛で駆動する組織は、時間と共に強くなる

お金だけをエネルギー源にした組織は、燃料が尽きたら止まる。
競争と消耗で疲弊し、短命に終わるだろう。

愛をエネルギー源にした組織は、時間が経てば経つほど、関係者が増えれば増えるほどに力を増していく。
仲間が増え、繋がりが深まり、エネルギーが増幅する。

時間は人生そのものであり、その “人生” を誰と過ごすかは、自分で決めなくてはいけない。


終わりに

一緒にいたい人と仕事をする。
そりゃそうだろう。みんな思っているはずだ。
でも当たり前すぎて、多くの人が諦めてしまったテーマだ。

ギルギルタウンは、絶対に妥協しない。
仲間の人生ごと愛し合えるチームでありたい。
そうすればみんな幸せになるし、当たり前のように儲かりもする。

これから先、どんな人がこの会社に加わるのか。
想像しただけで、とても楽しみだ。